医師採用の現場から ―独占インタビュ― 横浜日吉健診センター

第2回に伺ったのは医療法人健水会横浜日吉健診センター MEDOCです。日吉駅から浜銀通りを歩くこと5分、非常にアクセスの良い場所にあり、清潔感溢れる健診センターです。
医師の採用や勤務環境において重視している点を、横浜市の予防医療を担う健診センターならではの視点から、数多く伺うことができました。

<今回の取材にご協力いただいた方>
医療法人健水会　横浜日吉健診センター MEDOC
事務長　谷津寿之氏 (右写真 左)
事業統括部 部長　韮澤良則氏(右写真 右)


　当センターは、予防医療を通じた地域貢献を目指し、医療法人健水会を母体として2011年4月に設立されました。当センターは開設以来、個人・企業向けの健診に特化したサービスの向上に努めています。年間利用者数4000名ほどだった初年度と比べ、現在では年間約1万8000名の方にご利用いただけるようになりました。今後もより快適かつ質の高い健診を目指し、地域医療への貢献に力を尽くしていきたいと考えています。

　当センターは医師･スタッフともに女性の割合が高くなっています。スタッフは8割、医師も約半数が女性で、週に3～4日は女性医師が担当しています。特に火曜日はレディースデーとして医師･スタッフ全てを女性にし、女性が気軽に受診出来る環境を整えています。なのでレディースデーには、我々男性職員はエレベーターを使わず階段移動で、ご利用者の目につかないよう努力しています(笑)。

　1日あたり70名ほどの方が受診され、そのうち約85％が横浜市民です。受診者の年齢層は40代以上が主で、女性のご利用者が半数弱を占めています。特定健康診断の年齢層が40代以上であることが、当センターの受診者層に影響していると考えています。