京都市にある京都大学総合博物館で、4月12日まで「医は意なり〜命をまもる知のあゆみ」が開催されている。日本に既存する最古の医学書から、iPS細胞の京都大・山中伸弥氏の研究メモなども展示されている。
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この医学史展は、4月に開催される「第29回日本医学会総会 2015関西」に合わせた企画で、歴史的に日本医学に貢献してきた先人たちが紹介されている。日本で現存する最古の医学書「医心方」の著者である平安時代の医家・丹波康頼や、医学校「啓迪院」を創建した曲直瀬道三、現代の貢献者として京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥氏の研究メモなども展示されている。他にも、人工呼吸器の一種である「鉄の肺」や、時代とともに変わってきた看護婦(師)の制服なども見ることができる。
医学史展「医は意なり〜命をまもる知のあゆみ」は4月12日まで開催されており、月・火曜休館となる。
一般は400円 高校・大学生300円、小中学生200円。
京都大総合博物館(Tel:075-753-3272)