一般社団法人こどものホスピスプロジェクト、日本財団、株式会社ユニクロは、大阪市内に難病の子ども向けホスピス「TSURUMI こどもホスピス」を建設することを発表した。日本初のコミュニティ型子どもホスピスとなるこの施設は、12月の開業を予定している。
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子ども向けのホスピスは、難病を抱える子どもの成長を継続的にサポートし、家族の看護負担を軽減する役割も担う施設である。今回建設される「TSURUMI こどもホスピス」は、子ども向けホスピスの役割以外にも、施設の一部を市民に開放することで、一般の子どもも病気を持つ子どもも隔たりなく日常的に触れ合える交流の場となる。
2,000㎡の敷地内に建設予定の2階建てホスピスは、今年3月中旬に着工、12月の竣工・開業が予定されている。施設内はプレイルームやリビング、キッチン、宿泊部屋もあり、難病の子どもが過ごしやすい環境づくりが行われる。施設は企業や個人からの寄付金で運営され、無料で利用することができるため、難病の子どもを持つ親にとっても看護負担の軽減が可能となる。