「花粉症を自覚」4割、そのうち「発症から10年以上経過」が5割を占める

この季節、多くの人を悩ませる花粉症。鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状は生活にも影響を与えるが、これらの諸症状に対して様々な予防対策をとらなければいけないため、毎年憂鬱に感じる人は多いだろう。
(参照:子どもの花粉症患者数はアトピー性皮膚炎の約3倍以上

Photo:sneezing woman By:sidknee23
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カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、Tカードを利用している16~69歳の男女1793名を対象に「花粉症」に関するアンケートを実施。その結果、自身が花粉症であると自覚している人は4割を占めた。そのうち、花粉症になった時期について「10年以上前」が54.7%と半数を占めていた。

花粉症対策として、主にマスクや病院の処方箋、目薬を用いるという回答が多かった。また「室内に入るときは花粉を持ち込まないためにはらってから入る」や、「空気清浄器を利用する」などの方法もみられた。花粉症対策として取り入れている人気の飲食物1位はヨーグルト、2位は甜茶、3位は納豆だった。様々なメディアでこの時期になると花粉症に効く飲食物が取り上げられるが、実際に取り入れている人は半数程度だった。

近年では、子どもの花粉症患者も増加してきており、患者数はアトピー性皮膚炎の約3倍以上にものぼる。また発症年齢も低年齢化してきている。環境省の発表によると、飛散時期は例年並みではあるが、東北や関東、甲信、北陸、東海地方などでは例年よりも花粉量が多くなると予想されており万全な対策が必要となる。

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