日本最大級の病院情報検索サイトの株式会社QLife(キューライフ)が関東の1都6県の医師を対象とした、放射能の健康影響に関する意識調査を行い、結果を2011年7月27日に公表した。
調査の結果、医師の約半数強が放射能が自らの家族の健康に影響を与える不安を持っていることがわかった。特に原子力発電所からの距離が近い栃木や茨城、埼玉でその割合が高く、逆に神奈川や群馬などではその割合が低かった。
また幼児の親は外で遊ばせる前に放射線量を測定すべきという考えには半数近くの医師が賛同しており、市場に出回っている食品でも産地を選ぶ医師も半数近くに上った。また、半数以上の医師は日常生活において「地域の放射能に神経質になり過ぎている人が多い」と答え、2割の医師が「関心が低過ぎる人の方が多い」と答えていることが分かった。
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