医師や看護師など医療関係の仕事に従事する人にとって、毎日身に着ける仕事着と言えば「白衣」ですね。
仕事中に着るものだからこそ、着心地の良さや機能性はもちろん大切。
でも、女医さんの中には、「機能性だけではなくデザインもオシャレなものを身に着けたい!」と思われる方も多いのではないでしょうか?
ニーズ高まる「ファッション性の高い白衣」
昨今、医療系ドラマ人気の影響などもありファッション性の高い白衣が増えています。
そんな状況を背景に、2009年、品川区旗の台にオープンしたのが白衣専門店「プロフェッサーズラウンド」です。
アメリカで人気の高いスクラブのブランド「S.C.R.U.B.S. (スクラブス)」をはじめ、「le coq sportif(ルコックスポルティフ)」「I SARTI(イサルティ)」「MIZUNO(ミズノ)」など国内外のさまざまなブランドの白衣を取り扱っています。
同店のオーナーは現役医師。路面店としては日本初となる白衣のセレクトショップで、実際に試着した上で購入できるのがコンセプトとなっています。
モデルは現役女医!?「白衣ファッションショー」
プロフェッサーズラウンドは、過去に2回、都内で「白衣ファッションショー」を行っています。
これは同店が杉野服飾大学と提携して主催したイベント。2010年に初めて開催されて話題を呼び、その後2013年に再び開催されています。
2010年に初めて開催された際、ファッションショーのモデルを務めたのは杉野服飾大学の学生さん。
協賛する白衣メーカーの白衣30数点に加え、学生がデザインした白衣13点が披露されました。
その後、問い合わせなど反響が大きく、2013年に第2回が開催されることとなりました。
第2回となった白衣ファッションショーは、プロフェッサーズラウンドと杉野服飾大学の提携に加え、150人以上の現役女医が参加するボランティア団体「En女医会」の協力を得て、チャリティーイベントとしての開催でした。
第2回では、約80点のスタイリッシュな白衣がお披露目されました。
モデルを務めたのは、「En女医会」の会員である現役女医さんたち。
日頃から白衣を着ている本職だけあって、着こなしはバッチリだったようです。
ファッションショーのチケットは2000円、収益はスポーツを通して知的障害のある人たちをサポートする活動を行う公益財団法人「スペシャルオリンピックス」に寄付されました。
今後もますます機能的でファッショナブルな白衣が登場すると考えられます。
第3回の白衣ファッションショーもまた開催されるかもしれませんね。