元サッカー日本代表で、2011年からは日本フットボールリーグ(JFL)の松本山雅FCに所属していた松田直樹選手が急死したことを受け、JFLの加藤桂三専務理事は8月4日、各クラブに対して選手の健康管理の徹底と自動体外式除細動器(AED)の設置など再発防止に向けた取り組みを検討していることを明らかにした。(参考:サッカー元日本代表の松田直樹選手、練習中に倒れ死亡)
また、日本サッカー協会の田嶋幸三副会長も、事故の検証作業を行う方針だという。現在Jリーグでは選手の健康診断の結果報告やAEDを会場に携行することなどが義務付けられているが、JFLでは義務ではない。また今回の場合、練習場にもAEDは設置されていなかった。これまでもスポーツ選手が突然意識を失い亡くなるケースがあった。今後の対応策と選手の健康管理の見直しが求められる。