全国的に猛暑日となった8月11日、熱中症で病院に搬送された人の数は、11日午後10時の時点で903名にも上った。そのうち千葉の流山市の工事現場の男性警備員ら4名が死亡しており、また19名が重症となっている。11日に最も高い気温を記録したのは群馬県の館林市で、38.7度を記録しているが、特に搬送者が多かったのは東京都(120人)、埼玉県(105人)、神奈川県(67人)、千葉県(65人)などの南関東となっている。そのほか、この903名とは別に、東日本大震災後に事故が発生した東京電力福島第1原発から20km内の警戒区域に一時帰宅した5名も熱中症の症状を訴え手当てを受けたという。