女医という職業柄、ほかの業界ではあまり経験できないようなことは多いのではないでしょうか。
周囲の人間関係や仕事、研究に関することまで、女医として遭遇する、さまざまなあるあるを今回紹介します。
同じ女医の方なら、納得できることばかりかもしれません。
一般とは違う? 医師の世界のあるある
ドラマでの医師の姿! 現実はこんなに違う?
医療系のドラマは人気が高く、大ヒットしているシリーズもあります。
しかし、実際に女医として働いてみるとドラマの世界との違いに驚くことの方が多くなります。
・医師と看護師達との関わり
医療ドラマでは医師と看護師が楽しそうに会話している様子が描かれます。
しかし、現実の医療現場ではこうしたシーンはなかなか見かけません。ドラマのこうしたシーンにギャップを感じる女医は多いようです。
・医師が専門外の手術を行う
重体の患者が運ばれ、すぐに手術が必要だけど、専門医師がおらず、困ったところで主人公の医師がオペを行う……。
医療ドラマの定番シーンですが、現実ではこのような事態は起こりません。外科医だからといってさまざまな手術を行うのはドラマの世界だけでしょう。
・落ち込んだときは屋上に上がる
医師や患者が悩んだり落ち込んだりしたとき、屋上に佇んで気分転換しているシーン。
同僚や担当医、看護師が励ましてくれる感動の場面もありますが、多くの病院では転落などの事故を防ぐため、屋上に鍵がかけられています。これも現実にはない光景といえるでしょう。
医師は早食いの人が多い
早食いは医師の職業病ともいえます。毎日仕事が多忙なうえ、急患が入ってしまうと、食事をとれないまま何時間も手術に挑むことも少なくありません。
1度でもそういう経験をすると、早食いの癖が付いてしまうのです。
女医ならではのあるあるとは
男性医師の結婚は多いのに、女医は未婚率が高い
男性医師の場合、年収と社会的地位が結婚に繋がります。
また、周囲に看護師や薬剤師などの女性も多く、そのため、医師になって一通りの仕事ができるようになると突然モテ始めます。
看護師たちの結婚率は高いですが、その一方で女医は未婚、晩婚が多いのが現状です。
研修の際、美人だと周囲の対応が違う
研修医が美人の場合、周囲の医師のテンションが上がりがちに。美人研修医のローテーション中は飲み会が増えたり、いつもはあまり研修に参加しない医師が熱心に指導したりするなど、美人に対する男性特有の行動がみられます。
研修医からすると親切に教えてもらえるなどのメリットはありますが、拘束時間が長くなったり、お付き合いを断りづらくなったりと大変なことも。
その気がないのに男性医師を巡る看護師たちの争いにいつの間にか巻き込まれていた……なんてこともあるので要注意です。
婚活は20代から気合を入れる
結婚率が低い職業といわれるため、多くの女医はタイミングを逃すと結婚が難しいと考えるようです。
また、初期研修の終了後、専門医を目指すため試験に合格し、専門医に認定される時期が出産適齢期と重なるのも大きな理由でしょう。
そのため、できるだけ早い段階で合コンに行ったり、知り合いの友達を紹介してもらったりと婚活に力を入れます。
女医が経験するあるあるを紹介しました。
共感できるものもあれば、初めて知ったということもあるかと思います。
心の中で突っ込みながら、仕事の糧にしてくださいね。