指先は人の目線に入りやすく、意外にも周りからチェックされているポイントです。
女医は仕事柄ネイルアートはしづらいですが、それでも女性として指先までおしゃれを意識し、清潔感のある美しい爪をキープしたいですよね。
そこで今回は、仕事柄ネイルアートをしづらい女医さんに向けて、ネイルアートいらずのキレイな爪の作り方をご紹介します。
爪は適切な長さに整えて清潔感UP!
医師として働く身ですので、あまり爪が長い方はいないと思いますが、「爪は長いほうが指が細くキレイに見えるから」と、爪を長く伸ばしている女性は多いですよね。
しかし、爪には美しく見える適切な長さがあります。
それは、指の腹側から見て、爪の先が2~3mmほど出ているくらいの長さで、あまり長い爪だと、頑張ってお手入れをしていても清潔感に欠けてしまいます。
爪を切るときの注意点としては、爪切りを使うと爪の層がずれてしまい「二枚爪」の原因になることも。そのため、爪の長さを整えるときはネイルファイルを使用しましょう。
長い爪を切るため爪切りを使った際には、必ず断面をネイルファイルで整えてください。
爪の形を整えて手全体の雰囲気作り
爪の形にはいろいろな種類がありますが、今回は女医さん向けの爪の形をいくつかご紹介します。
爪の形によって手全体の雰囲気が変わりますので、気分に合わせていろいろな形にトライしてみてください。
・スクエアオフ
全体的にストレートに削り、先の角だけを少し丸く削った形がこの「スクエアオフ」。
大人っぽく華やかな印象にしてくれます。
「スクエア」という爪の形もありますが、こちらは角を削らずストレートにしたもので先端が尖っており、衣服などに引っかかりやすいため女医さんにはあまりおすすめしません。
スクエアオフは強度があり欠けにくいので女医さんにもおすすめです。
・ラウンド
サイド部分はストレートに整えられ、爪の先端がゆるやかにカーブしている形です。短い爪でも似合い、優しくナチュラルなイメージが人気です。
・オーバル
爪先を少しとがらせて、「ラウンド」よりもさらに丸みをつけた形です。
先端が細くなっているので若干強度は劣りますが、繊細で女性らしい印象にしてくれます。
ネイルファイルで長さや形を整えるときのポイントは、ネイルファイルを一定の方向に動かすことです。
往復させると爪の層がずれてしまうことがあるので気をつけてください。
正しい甘皮ケアでキレイな爪をゲット!
爪の形を整えたら、次は甘皮のケアです。
甘皮を丁寧に処理するだけで爪の仕上がりに差が出るので、ぜひトライしてみてください。
1. 甘皮を取りやすくするため、爪全体をお湯に3〜5分浸けてふやかす。お風呂上がりの場合はそのままでOK。
2. キューティクルプレッシャーやコットンを巻いたウッドスティックで、甘皮を優しく根元へ押し上げる。次にくるくるとらせんを描きながら甘皮を優しくオフ。
3. 濡らしたガーゼで甘皮の下の汚れや角質を取り除く。
ただしやり過ぎは禁物です。「甘皮」と呼んでいますが、実際に処理するのは「ルースキューティクル」と呼ばれる爪の上に張り付いている余分な角質です。
甘皮は爪の根元で爪を保護するためのものなので、あまり強く押し上げたりしないようにしてくださいね。
爪のお手入れの後は、ネイルオイルで爪の保湿や保護をおこないましょう。
仕事柄ネイルアートはしづらいですが、女性としてやはり指先まで美しくいたいですよね。
指先をキレイにお手入れしておくことで、患者さんにも良い印象を与えることができるかもしれません。
日々忙しい女医ですが、おしゃれを諦めず、キレイな爪をキープしましょう。