育児中の女医がママ友とのお付き合いを避けて通るのは難しいもの。ご近所のママ友、公園や児童館などで会うママ友、保育園や幼稚園のママ友など、子どもの成長とともにママ友同士の交流も少しずつ広がっていきます。
しかし女医の場合、仕事のことを話すと羨ましがられたり、逆に距離を置かれたりして複雑な思いをすることもあるかもしれません。そこでこの記事では、女医が上手にママ友付き合いをするためのポイントをご紹介いたします。
ママ友は貴重な情報源!
仕事をしながら育児をする女医は、毎日忙しく保育園や幼稚園の情報をなかなか手に入れられないこともあると思います。近年ではネットでさまざまな情報を手に入れられるようになりましたが、ローカルな情報はやはり詳しい人に直接聞くのが最も確実といえます。
「人脈を広げよう」と意気込んでママ友作りをする必要はありませんが、何人かの親しいママ友がいれば思いがけない情報が得られることもあるものです。可能な範囲で、少しずつママ友を増やしておきましょう。
在宅医療の仕事ならば、仕事は平日昼間のみで残業もほとんどありません。子どもの発熱など急な欠勤が必要となった場合でも、日程変更などの融通がききやすく安心です。
さまざまなタイプのママ友と付き合うコツ
女医の職場は、医療について専門的に学んできた人、いわば自分と同じような経験を積んできたスタッフが多いもの。しかし、ママ友の世界は年齢も生い立ちも学歴もさまざまです。ときには、これまで接したことのないような性格の人と交流することもあるかもしれません。
「子どもという共通点がなければ知り合うこともない相手」と言ってしまえばそれまでですが、「子どもを共通点にして交流が広がる」という考え方をすることもできます。さまざまなタイプの人と触れ合えるいい機会と考えれば、ママ友付き合いもあまり苦にならないのではないでしょうか。
ママ友と適度な距離を保つことも大切
ママ友の中には、ママ友やその配偶者の職業や年収などを探ろうとする人もいます。こういったママ友に対して職業や収入を正直に答えると、セレブ妻扱いをされてしまうこともあり、あとあと面倒ですよね。ときには羨望の眼差しを向けられたり、「自分とは違う世界の人」と一線を引かれたりしてストレスを抱えることもあるかもしれません。職業や収入についてしつこく聞いてくるようなママ友とは、あまり深く関わらないほうが無難といえるでしょう。
グループを作って深く付き合いたがる女性は少なくないため、ときには食事や集まりに誘われることもあると思います。しかし、気乗りしないときにはスマートに断るなど、上手にスルーすることも大切といえます。
女医ママは、ほかのママから「自分たちとは少し違う人」と思われてしまうこともあるものです。とはいえ、子どもたちが主役の世界では、ママの仕事や家庭の収入は本来あまり関係ないことですよね。
人間関係のことなので、ときにはうまくいかないこともあるかもしれません。しかし、子どもが成長すればまた人間関係も変わるものなので、あまり心配せずに周囲のママ友と適度なお付き合いをしてみましょう。