女医の結婚相手で最も多いのは、同職の男性医師です。
女医の結婚相手が男性である率は、日経メディカル誌が2009年におこなった調査では58%、またアエラムックが2016年におこなった調査でも42%でした。
女医が男性医師を結婚相手に選ぶことには、どういったメリットがあるのでしょうか? ここでは医師同士が結婚する理由やそのメリットについて探っていきます。
女医が男性医師を結婚相手に選ぶメリット
1. 価値観が合う
同じ職業の結婚相手を選ぶメリットはなんといっても、価値観が合うという点ではないでしょうか。医師には患者さんの命を預かるという責任ある仕事が任されており、その働き方は一般的なサラリーマンやOLとはかなり違っています。そのため、他業種の結婚相手を選んだもののなかなか価値観が合わず、悩まされる女医もいるようです。
女医が男性医師を結婚相手に選べば、人生のよき理解者となってくれることでしょう。
2. 金銭感覚が合う
医師は高収入かつ安定した仕事なので、医師同士で結婚すれば不自由ない裕福な暮らしを実現できます。高級マンションや高級車を所有したり、定期的に海外旅行に出かけたりする医師カップルも少なくありません。
もちろん、子どもが生まれたあとに養育にお金をかけられるのも医師同士の結婚のメリットといえるでしょう。
3. 仕事に対して理解がある
女医の仕事は責任が伴いますし、激務であることも多いもの。そのため、家庭のことがおろそかになってしまうのは仕方がないといえます。
こういったときに、医師以外の人ではなかなか仕事の特性を理解してくれないことがあります。その点、医師ならば職場環境をよく理解してくれるため、安心して仕事に打ち込めるというメリットがあるのです。
女医が男性医師と結婚する理由はさまざま
医師以外の人との出会いがないという現実的な理由から、男性医師を結婚相手に選んだ女医もいます。女医の仕事は忙しく、どうしても職場以外での人付き合いが希薄になりがちですよね。そのため、身近にいる男性医師と結婚する女医の割合はどうしても多くなるのです。
「女医は高収入で安定しているから」という理由で近づいてくる男性も残念ながらいるもの。こういった男性への警戒心から、同じ職業である男性医師を結婚相手に選ぶ女医は意外と多いようです。
また、中には「医師ではない人との結婚を両親に反対された」という女医もいます。医師同士の結婚が望ましいという周囲の空気に流されるように結婚相手を選ぶというケースも少なくないようです。
女医の多くが結婚相手に同職の男性医師を選ぶことには、さまざまな理由があるのです。とはいえ、「医師以外の人と結婚したい」という強い気持ちをもつ女医もいます。
どのような結婚相手を選ぶかはもちろん個々の自由です。固定観念にとらわれず、一生をともに過ごすことのできるステキな結婚相手を選んでみてくださいね。