女性医師でタレントとしても活躍するおおたわ 史絵さんの『女医の花道!』では、女子医大生の実態から、国家試験勉強、研修医の体験や実情を赤裸々に語っている。Amazonの『女医の花道!』のカスタマーレビューには以下のような感想が寄せられている。医師に興味がある人、医大生や研修医がどんな生活をしているのか知りたい人には参考になるのではないだろうか。
この本を読んで、自分の医学生時代の試験期間中の数ヶ月に及ぶ「喰う」「寝る」「暗記する」しかない異常な生活、更に、研修医時代の私生活無く、病院に住み込み状態で働いている、これまた尋常ではない生活を、ありありと思い出しました。この辺りのことを、これ程のリアルさをもって描写しているものも少ないのでは。正直、思い出したくもなかったですが。
タイトルを見て思わず買っちゃいました。
お医者さんの裏ネタ本は非常にレアなもので、それも女医さんのものとなると初めての出版本ではないでしょうか。加えて、医大での授業や試験などのエッセイも興味が引かれるものです。さらに加えて、シリアスな問題をかかえたエッセイではなく、著者が実体験した苦労話おもしろおかしく綴った本です。
なかなか医学の世界が伝わる本が少ないのですが、この本は絶妙なセンスで医大時代から国家試験を経て研修医時代までのことを、女医だからということをキーワードにして、本当は大変な苦労をされたことと伺えますが、それを敢えて爆笑ネタにかえて表現しています。
某女医ほどではないにせよ、結構メディアで見るが、やはり某女医と同様タレント枠の人。この辺の医師から帰納して、医師像を構築されることはないだろうが、この本の内容や大淀事件でのコメントを鑑みると、今の段階で臨床をやっているとは思えない。そもそも真面目に医師をやっていればこれだけ露出はできない。QOLを考えるとそちらのほうが賢明であるのは間違いないけど、医師面して適当なことを言うのは他の医師に迷惑なのでやめて欲しい。
口調がちょっとひくほどおちゃらけていて好き嫌いはありますが、医学生の女子にもうなづける内容が多くて(テストの多さとか、世間の医者好き女子たちをばっさり切ってたりとか笑)うんうん!と結構すっきりします。
国家試験前の女子医学生の退廃ぶりは、超同意です。
私はこの本を購入して後悔しました。
新聞広告で目にして面白そうだなと本屋に行き表紙も可愛かったけど、開いてびっくり、がっかり。笑わせたいのはわかるけど、フンとも笑えませんでした。男言葉やふざけた言葉使いが多すぎてうざったいし、医者の品位がありません。この人、内科医なんですね。
こんなお医者さんはいやだ。
医者になるまでのご苦労は、”ブラックジャックによろしく”で描かれていますが、私の知り合いは、「(実際はこの)半分だな。」と言っていました。本書では、等身大に近いのかなと思わせてくれます。筆者の勢いで単純に笑わせていただきました。
■ おおたわ 史絵 著 『女医の花道!』 朝日文庫