2011年9月1日に開業予定の金沢医科大学氷見市民病院(富山県氷見市)の新病院の竣工式・祝賀会が、2011年8月20日に行われた。竣工式には氷見市、金沢医学大学、富山県の関係者およそ530名が参加し、地域の医療の拠点となる施設の完成を祝福した。(参考:電気けいれん治療、アルツハイマーにも有効か 金沢医科大学ら研究チーム)
地域医療を担う公立病院は慢性的な医師不足などが原因で、経営状態は全国的に悪い状態が続いている。氷見市民病院も長年にわたり慢性的な赤字を抱えており、4年前公設民営化に踏み切り、運営を金沢医科大学病院に任せることとなった。
同大学病院と氷見市は約63億円を費やして新病院を建設。新病院は6階建て、ベット数は250で、最新の医療機器のほかにリハビリ施設、集中治療室なども設置されており、最先端の医療に取り組む。