クリントン元大統領のダイエットに関しアメリカで報道がされた。クリントン元大統領は大統領就任以前からステーキやフライドポテトなどのいかにもアメリカ人が好みそうな食べ物が大好きで、地方での演説中にも12個入りのドーナツ1箱を買い込み、側近が止めるまで食べ続けたというエピソードを持っているよいう。
そんなクリントン氏の健康を案じた妻のヒラリー氏は、クリントン氏に健康な食生活を勧めるべきと思い立ち、現予防医学研究所所長のディーン・オーニッシュ博士へホワイトハウス料理人を指導するよう依頼。博士は食事内容の改善を試みたもののクリントン氏の体重は増え続けた。
しかし、2004年にバイパス手術を受けたのをきっかけに元大統領は博士のさらに丁寧で細かい指導を受け、最近は肉や乳製品、卵の類を一切口にすることがなくなったという。その代わりに現在元大統領は野菜や豆類を好んで取っており、さらに驚いたことに以前よりも活力が出ているという。いささか極端かもしれないが、栄養素にまで気を配り健康を取り戻した好例といえるだろう。