岐阜県岐阜市は友好姉妹都市である中国杭州市との協定による医療交流の一環として杭州市第一人民医院から3人の医師が来日し、岐阜市民病院で研修を行う。25日には来日した医師3人が岐阜市役所に成原嘉彦副市長を表敬訪問した。
来日したのは産婦人科の女性医師と消化器外科・小児科の男性医師2人。12月17日まで各専門科目の日本の最先端医療の研修を受ける予定。また来月には杭州市第一人民医院の高炎院長が来日する。
杭州市は、中国東南沿岸地帯にある浙江省の北部に位置する省都で、中国東南部の拠点の一つ。岐阜市と杭州市は1979年に友好都市提携を締結し、青少年の交流など、教育・経済等で交流を進めてきた。杭州市第一人民医院は杭州市の中心に市内最大の総合病院で、病床数1,000床、診療科は60強。同病院とは1993年より友好交流協定を、1996年に友好医院関係協定を結び、専門的技術交流として医師や看護師の相互訪問を行ってきた。