大阪府泉佐野市の病院りんくう総合医療センターは13日、同センターで働く助産師の女性が結核と診断されたと13日に発表した。同医療センターによれば、新生児や乳児349名とその母親、分娩以外で受診した女性128名が助産師の女性と接触した可能性があり、当面の間乳児や新生児を対象とした感染検査を行うという。
結核に感染したのは40代の女性助産師。今年の7月の健康診断で精密検査が必要と判断され、9月5日の検査で結核と判断されたが、今のところ女性に発熱やせきなどの目立った症状はないとのこと。また、同医療センターで働く医師らの感染の疑いも今のところはないという。
ただ、助産師がどう医療センターで働き始めたのは今年の6月1日からであるため、大阪府は、助産師が5月まで働いていた別の医療機関でも感染可能性を調べる方針だ。