佐賀県は9月22日、伊万里、唐津の医療機関で結核の集団感染が確認されたと公表した。(参考:大阪の助産師が結核に感染、乳児ら約350名を検査)
感染したのは佐賀県内の医療機関で働く職員46名で、うち4名についてはすでに発病しているという。感染者は現在外来治療や経過観察などを受けているが、今のところ今後の感染拡大の恐れはないという。
県によると、伊万里保健福祉事務所管内の医療機関では個室に入院中の男性が昨年10月に結核と診断された。それに伴い職員96名を診断したところ、14名がすでに感染しており、うち3名が発病していた。一方、唐津保健福祉事務所管内では今年2月に80代男性の感染が判明。男性と接触した職員と患者計100名を診断したところ、32名が感染していたという。