大分市内の大分赤十字病院で10月8日の午前に、女性患者(42)の人工呼吸器が数分間に渡り酸素を遅れない状態に陥り、その約1時間後に死亡するという事故が起きた。病院は20代の看護師の操作ミスが原因の可能性があるとしており、大分県警大分中央署に届出を提出した。病院によれば、女性は小児麻痺をわずらっており、9月5日には心配停止状態に陥った。その後蘇生したが意識は不明のままで、自発呼吸も弱いため人工呼吸器をつけていた。
看護師は8日の8時21分、人工呼吸器の酸素供給を停止するスタンバイモードにして、患者の「たん」を吸引。その後ナースコールがなったためその看護師は別の病室に移動し、7分後に別の看護師が酸素供給が止まったままだったことに気づいた。スタンバイモードにした看護師は、モードを解除したはずと話しているという。女性は発見後も脈があったが、女性の家族が容態が悪化した場合の延命措置を望んでいなかったため、措置はとらなかった。大分中央署は現在、業務上過失致死容疑で捜査を進めている。