医師臨床研修マッチング協議会は10月28日に、2010年度の医師臨床研修マッチングの結果を発表した。
それによると、大学病院にマッチした学生は47.9%(昨年比1.8ポイント下落)。05年度に市中病院が初めて大学病院を上回って以降、6年連続で上回る結果となった。
大学病院本院における、マッチ者に対する自大学出身者数の割合を見ると、低かったのは横浜市大の16.3%。続いて東北大が18.8%、阪大 が21.0%と続いた。地域別に見ると、東京にある大学病院本院の充足率は、すべて80%を超えている。一方、下位には東北の大学が多かった。
今回のマッチングに参加したのは8536人。うち、希望順位登録者は8331人で、マッチ者は7998人。マッチ率は96.0%だった。