医師コミュニティサイトの「Med Peer」を運営しているメドピア株式会社が、同サイト内にて「連絡がなく、外来・検査に来ない患者への対応」に関する意識調査を行った。調査期間は7月27日から8月2日で、有効回答数は2497件だった。(参考:医師の半数が「生ポリオワクチンに対する保護者の信頼低下」を実感)
アンケートの結果、最も多かった回答は「状況に応じ、事務員もしくは看護師が連絡する」(48%)だった。特に結核などの他人への感染の心配がある病気の患者、精神疾患、てんかん患者などには連絡が必要であるという回答が見られた。
一方で、「そのまま放置する」も28%と決して少なくない。こう回答した医師からは患者の自己責任、選択の自由であるといったコメントが多く寄せられたが、検査結果に異常値がある場合は連絡することもあるという。
逆にどんな場合も連絡するという回答は全体の10%。後のトラブルを避けるため、安否の確認を兼ねての連絡だという意見が多く見られた。