内閣府の「子ども若者育成・子育て支援功労者表彰」の表彰式が24日、総理大臣官邸で行われた。内閣総理大臣表彰に病児保育の開設、運営に尽力した女性医師 保坂智子医師が表彰された。
「子ども若者育成・子育て支援功労者表彰」は子ども・若者の健やかな成長に資することを目的に、子ども・若者を育成支援する活動及び子育てと子育てを担う家族を支援する活動に取り組み顕著な功績のあった企業、団体又は個人を表彰するもの。各都道府県等から推薦のあった候補者の中から、選考委員会での審査を踏まえ決定する。
内閣総理大臣表彰として大阪府大阪市の社会福祉法人「大阪児童福祉事業協会アフターケア事業部」と枚方市の小児科の女性医師、保坂智子医師が選ばれた。
アフターケア事業部は児童養護施設などの出身児が、卒園後社会で自立できるよう支援している。
保坂智子医師は枚方市の香里団地内で日本初の医療機関併設型病児保育室を開設した。40年間に延べ5万7千人余りの看護保育を行う他、全国病児保育協議会設立に尽力した。