医師コミュニティサイトの「MedPeer」を運営しているメドピア株式会社が、同サイト内にて「抗癌剤投与に伴う血小板減少症に対する策」に関する意識調査を行った。調査期間は9月21日~27日で、有効回答数は1565件だった。(参考:DPC制度における「高額薬剤の取り扱い」に関する実態調査)
調査の結果、血小板減少症対策として「回復するまでひたすら待つ」と回答した医師は全体の30%となった。
一方、抗がん剤を投与する場合の血小板数の目安は、「 5万あれば」 は27% 、「 6万あれば」は20% 、「 5万 以下であっても」は7%となり、医師によってかなり目安となる血小板数にはばらつきがあることが明らかとなった。
また、その理由も「下がる速度を重視する」「全身の状態と疾患の進行スピードが重要」「抗がん剤は時期を逸すると意味がなくなる」など、多岐にわたっていた。