政府は17日、病気やけがの治療を目的に日本に滞在する外国人に対し、長期の滞在を認める「医療滞在ビザ」を新設すると発表した。政府が進める「新成長戦略」の一環で、これまで外国人患者が滞在できるのは最長90日だったが、「医療滞在ビザ」によって最長6ヶ月の滞在が可能となる。
有効期間は従来のビザが3ヶ月なのに対し、3年間有効。1回の滞在は6ヶ月までだが、期限内に何度も来日することが出来る。また家族など同伴者にも同じ条件のビザが発給される。
「医療ツーリズム」の規制を緩和することで、中国などアジアの富裕層を日本に呼び込む。
医療滞在ビザは来年1月から発給を始める。