11月7日から9日にかけて、医療費の還付金を名目とした振り込め詐欺が長野県内で相次いで発生した。これまでに飯田市と伊那市の男女、計7人があわせて560万円を騙し取られており、長野県警は細心の注意を払うよう、呼びかけている。
(参照:医療費、年収800万以下の世帯では値下げへ)
発表によれば、犯人の手口は市役所職員や社会保険事務所職員などを名乗り、医療費の還付金があるとの話を持ちかけて指定したフリーダイヤルに電話をかけさせ、そこでATM操作の指示を出し、自分の口座から別の口座にお金を振り込ませるというもの。
同様の電話は伊那市、飯田市のほか、駒ヶ根市や上田市などでも多数確認されており、県警は携帯電話での指示を受けながらのATM捜査には詐欺と疑ってほしいと注意を呼びかけている。