金沢医療センターの医師が、患者3115人分の個人情報が記録されたUSBメモリを紛失していたことが11月22日、同センターの発表で明らかになった。
(参照:昭和大学歯科病院、約1万3000人の個人情報入りUSBメモリを紛失)
USBメモリを紛失したのは同センターの歯科・口腔外科に勤める40代の男性医師。紛失したメモリには1987年から2011年までのセンターの患者829名と、男性医師が2007年まで勤務していた金沢大付属病院の患者2286名の診察券番号や本名、病名、手術歴などが記録されていたという。
USBメモリは医師が個人で所有していたものであり、病院外にデータが流出した可能性は低いと見られているが、金沢医療センターは今後も捜索を続けるとともに、USBメモリの管理体制の強化を進めたいと話している。