大分の災害派遣医療チーム「大分DMAT」に新たに大分市内の2病院が加盟することが決まり、24日に大分県庁で指定証の交付式が行われた。(参照:震災直後の医療に貢献した筑波大付属病院、北茨城市より感謝状受ける)
「大分DMAT」は災害時の被災者救助率の向上のために2008年に発足した災害派遣医療チーム。2011年3月の東日本大震災後は始めて県外に出動するなどしており、これまでの出動回数は計139回にも上る。発足時は14の病院が参加していたが、2009年3月にはさらに4病院が加わって18病院体制になり、今回の2病院の加盟で発足時の目標としていた20病院体制を達成した。
県は今後、DMATに指定されていない病院がまだ県内に存在していることを受け、2012年9月からはドクターヘリの運用を開始し、そういった地域をカバーしていくという。