12月25日の3時10分ごろ、大阪市東成区中道の医療法人「岩木会」が運営している「岩木病院」の職員が、3階病室に入院している男性入院患者の車椅子の背もたれから火が出ているのを発見し、119番通報した。
(参照:救急搬送の消防ヘリに医師同乗:仙台市)
火はすぐさま職員らの手により消されたが、男性は上半身やけどの重症を負って、別の病院に搬送された。
また、病室には男性のほかに寝たきりや認知症の患者が6人おり、そのうち2人が煙を吸い込むなどして軽症を負った。当時3階にはほかに約40名の患者が入院していたが、職員の誘導により1階に避難した。
出火当時、付近に火の気はなかったことから、大阪府警東成署は現在出火原因を調べている。