ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニーが、全国の20代~50代の男女800名を対象に「動脈硬化に関する意識調査」をインターネットで行い、その結果を発表した。
(参照:動脈硬化の歴史を塗り替える?”プラーク”を減少させるコラーゲンが誕生)
動脈硬化は動脈に中性脂肪などがたまって血管が厚く硬くなった状態を指す。動脈硬化が進むと血管のしなやかさが失われ、スムーズに血液が流れなくなり、放っておくと心疾患や脳梗塞、脳出血などを引き起こす可能性がある。
まず、狭心症や心筋梗塞などの動脈硬化性の心臓病がある場合、その他の血管にも動脈硬化を起こしている可能性がある事を知っているかについて尋ねたところ、知っていると回答したのは全体の55.4%だった。また、家族の動脈硬化性疾患の危険因子についても調査したところ、回答者の父母、祖父母ともにリスクの1位は「高血圧」だった。特に年齢の高い回答者は家族の健康に対する意識が高く、家族の病気について何らかの不安がある人の割合が多かった。