先月末から、全国の児童養護施設などへランドセルなどの寄付が相次いでいる。送り主は、アニメ「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」を名乗っている。しかし、この正体は不明で、不特定多数からの寄付という見方が広まっている。
今月8日、岐阜市の児童養護施設の玄関にランドセル5個が置いてあった。9日には、長崎市の長崎こども・女性・障害者支援センターに、新品のランドセル7個が届いた。また、10日には、兵庫県警の警察署にランドセル4個が届けられた。いずれも、送り主は「伊達直人」を名乗っており、これらの寄付は、「タイガーマスク運動」と呼ばれるようになってきている。
この寄付は、ランドセルにとどまらず、プラモデルなどのおもちゃや現金が贈られるケースも見られる。