ごみの収集を担当する奈良市環境清美部(現・環境部)の3課の職員の約44%が、2010年度に病気休暇を取得していたことが明らかになった。
(参照:金総書記の主治医ら、米国で研修受けていた)
この数字は他の部署のそれと比べて4倍ほど高く、また3日ずつ40回休むという不自然な休み方を取得している職員もいるため、市は診断書を確認するとともに、本人から聞き取り調査を行うなどして、実態調査に乗り出す。
奈良市によれば、2010年度に1時間以上の病気休暇を習得した3課の職員は220人中96人(44%)で、そのうち5人が90日以上の休暇を取得していたという。
市の現行制度では、医療機関の診断書があれば病気休暇は90日まで取得することができ、さらに年をまたげば新たに取得することも可能になっているが、仲川市長は休暇が不自然に長い職員もいるため、外部の目を交えて調査を進めたいとしている。