新潟県の新潟大学医歯学総合病院で1月12日、脳死と判定された男性患者の肝臓を別の男性に移植する手術が行われた。手術は13日の午前2時半ごろに終了し、患者の容態は今のところ安定している。(参照:新潟大学病院で検査ミス、患者2名のがん再発を見逃す)
発表によれば、移植手術を受けたのは30代の男性患者。以前にも肝臓の移植手術を受けたことがあるが、その肝臓が機能しなくなったため、今回の手術を受けた。
一方、肝臓を提供したのは青森の八戸市民病院に入院していた50代の男性患者。12日に脳死と判断され、即日手術が行われた。
移植手術は12日の昼過ぎにスタートし、13日の午前2時半ごろに無事終了。患者の容態は安定している。新潟県で脳死による臓器の移植手術が行われるのは今回が7回目(肝臓の移植は3回目)となる。