京都府立医科大病院が1月16日、京都ホテルオークラを運営する京都ホテルのシェフが趣向を凝らした新しい病院食を、2月1日より入院患者500名を対象に毎日提供することを発表した。同病院はかつてから京都ホテルの経営するレストランを開設したり、24時間営業のコンビ二を回転するなどして施設の充実を図ってきた。
(参考:京都府立医大病院にホテルオークラの直営レストランが誕生)
献立の考案や調理はホテルのシェフが担当。味はもちろん、気が滅入りがちな入院中でも楽しめるよう、盛り付けや食器などの見た目にもこだわっている。病院の管理栄養士や医師も献立の考案に携わっているため、健康面から見ても安心だ。
また、同病院ではそれ以外にも1ヶ月に1度は食事をバイキング形式で提供し、祇園祭や五山の送り火などの特別な日にはそれに見合った特別なメニューを提供するなど、入院患者を飽きさせない工夫を凝らす予定だという。