旅行の口コミ&ランキングサイトのトリップアドバイザーが、毎週公開している「トリップグラフィックス」で、世界の救急医療事情に関する情報を公開した。
(参照:神奈川県、安全性の高いポリオの不活化ワクチンを国に先立ち独自輸入)
今回公表されたのは、世界のさまざまな場所で急な腹痛を引き起こして救急車で病院に運ばれ、その場で虫垂炎(盲腸)と診断されて手術を受けることになった場合、いくら費用がかかるかというもの。
その結果、最も費用がかかる場所はアメリカ合衆国の「ホノルル」で、その治療費用は日本円にしておよそ256万円にも上るという。
そのほかロサンゼルス、バンクーバー、ロンドン、ウィーン、ローマなども治療費用の総額が100万円を超えていることが明らかになった。
また、救急車が有料になっている地域も少なくなく、世界の厳しい救急医療制度が明らかになった。