2012年5月21日に観測が予定されている「金環日食」について各医療機関が注意を促している。
(参照:足立区医師会が2012年5月24日開催に国立国際医療研究センターの医師により「足立区内科医会 講演会」を開催)
金環日食とは太陽と月が重なり合い月より僅かに大きい太陽からの太陽光で丸い光の円ができる現象である。
世界的に見ればほぼ毎年観測がされているが、日本で観測されるのは1987年以来、実に25年振りとなり、また今回は広範囲での観測であるため特に注目が集まっている。
特に東京、大阪、名古屋での3都市で観測できるため、日本の人口の3分の2が観測できることになる。
観測予定時間は東京では7時34分の最大日食時間を中心に5分間金環日食が見られる。
また、直接太陽光をみることは眼によくないとされているため、教育機関等では注意を呼びかけ、観測の際には専用の日食グラスを使うよう促している。