2004年度にスタートした国の補助事業である「小児救急電話相談事業」の実施体制が、全国で整ったことが厚生労働省の調査でわかったという。
これは、子どもが急な病気やけがをした際に、「#8000」をダイヤルすると、看護師や小児科医のアドバイスを受けられるというもの。
全国統一の番号で、在住する都道府県の相談窓口に自動転送される。
同事業の実施は都道府県に委ねられていたが、救急医療体制が医療圏ごとに整っているとして実施してこなかった沖縄が参加したため、全都道府県で相談体制が整ったという。
福島、富山、大阪など、11の府県では、深夜の相談にも対応している。