宮城県医師会が実施した、女性医師を対象にした初のアンケート調査で、県内の女性医師の多くが、仕事と子育ての両立のためには、周囲の理解と柔軟な勤務時間設定、新や呼び出しの免除などが必要と考えていることがわかった。
仕事と子育ての両立に必要な事項を複数回答で聞いたところ、「同僚や上司の理解」が最多で、「ワークライフバランスを考えた勤務時間」「深夜・夜間呼び出しの免除」「安心できる時間外保育や病児・病後児保育」が続いた。
県医師会では、女性医師の離職を防ぐため、県の委託事業として県女性医師支援センターを4月に開設した。常任理事の高橋克子氏は、女性医師に優しい職場は、男性も働きやすい職場、と指摘しているという。