医師不足が続く宮崎県の小林市立病院に、来月より、宮崎大学医学部の心臓血管外科医1人が非常勤として派遣されることになったという。
診療は予約制で、毎月2日間だが、遠距離通院を余儀なくされている患者の負担軽減になるとして、期待されている。
同院は、昨年8月まで4人いた内科の常勤医師が引き上げられ、今年2月からは1人となっていた。
内科は予約外来のみとなり、入院患者の大部分を転院させたという。
産婦人科は2003年から休診のままだ。
市地域医療対策室では、引き続き内科医を最優先とした医師確保に全力を尽くしたいとしている。