千葉県旭市の保育所で5日、職員や園児合わせて15名から腸管出血性大腸菌O145が検出された。症状はいずれも軽症で、現在は快方へ向かっているという。
県の発表によれば、女児は5月27日に下痢などの症状を発症し、31日に医療機関で検査を受けたところO145を検出した。これを受けて海匝保健所が調査したところ、職員や園児などからも同類の菌が検出された。腸管出血性大腸菌感染症は昨年全国で4,110件が報告されており、千葉県では124件だった。6割が6月から9月に発生していることから、県では感染防止策を呼び掛けている。