武田薬品工業は6月6日、糖尿病治療薬「アクトス(一般名:ピオグリタゾン塩酸塩)」に「スルホニルウレア系薬剤(以下「SU剤」、一般名:グリメピリド)」を配合した、2型糖尿病治療剤「ソニアス配合錠」を日本国内で発売開始したと公表した。(参考:アルツハイマー病に一筋の光)アクトスは武田薬品が発見したインスリン抵抗性を改善するための薬剤で、一方「SU剤」はインスリンの分泌を促すための薬剤。両剤は併用治療として多く使用されている組み合わせであり、2つの薬剤を一錠にまとめることにより飲み忘れを防ぎ、患者の利便性を向上させる。
発売されたのは2種類で、「ソニアス配合錠LD」はピオグリタゾンとして15mg(ピオグリタゾン塩酸塩16.53mg)及びグリメピリド1mg、「ソニアス配合錠H D 」はピオグリタゾンとして30mg(ピオグリタゾン塩酸塩33.06mg)及びグリメピリド3mgを配合している。