先だって報道されたノバルティスファーマ社 の降圧剤データ操作問題 についての調査結果に田村憲久厚生労働大臣が「納得できない」というコメントを発表した。(参照:「厚生労働省が発表!男性の平均寿命、過去最高に。」)
田村憲久厚生労働大臣は7月30日の閣議後の会見で、製薬会社「ノバルティスファーマ」が降圧剤を使った臨床研究のデータ操作問題について第三者機関が行った調査結果に不満の声を発表した。産経新聞によると、元社員による意図的なデータ操作やかいざんを行った痕跡は発見できなかったと第三者が行った調査結果に厚生労働省側は懐疑的で、「(元)社員が関わってい ないという証拠が報告書からは十分に受け止められない」と指摘。今後、厚生労働省に設置予定の検討会の中で、元社員への聞き取り調査を行いたい意向を示している。