2013年版の厚生労働白書案の内容が8月26日、一部わかった。
(参照:「厚生労働省が風疹の流行は減少傾向と発表」)
今回の内容で目新しい点は「若者」を個別テーマとして初めて取り上げた。政府としては少子化対策が急務。少子化に直結している若者の晩婚化や未婚率上昇について取り上げている。内容だが、「自分で『理想の相手』を見つけることが難しい」という調査結果があるようだ。この白書は9月中旬に閣議で報告された後、厚生労働省が公表するとのこと。
読売新聞によると、白書案は「若者の意識を探る」というサブタイトルで、結婚や出産・子育て、仕事に関する若者の意識などを分析しているようだ。
その他の内容だが、「結婚」については、18~39歳の未婚者の9割弱が結婚願望を持っている。また、異性の交際相手も友人もいない割合は男性で約6割、女性で約5割に上っているようで、結婚相手、交際相手がいる若者は少ないという巷のデータ通りの結果となっている。少子化が進むのもうなずける内容だ。