東京電力によると、福島第一原発で働く40代の男性作業員が6月9日午前9時20分ごろ、胸の痛みなどを訴えいわき市内の病院に入院したと発表した。男性は意識が朦朧とした状態が続いており、1週間~2週間程度の入院が必要だという。
男性作業員は原発に向かう途中で胸の痛みを訴えたため、午前11時過ぎに中継基地となっている「Jヴィレッジ」で医師の診断を受けた後、ドクターヘリでいわき市内の病院に搬送されたという。男性の症状は心筋梗塞と見られる。
男性社員は原発の免震重要塔内で作業の工程管理をしていたという。