医療機器メーカー朝日インテックが製造販売するカテーテル「ガイディングカテーテルHA」が治療中に先端部が外れる可能性があると発覚したため、同社は6月9日、全国320箇所の病院と150の販売業者へ出荷した4,492本のカテーテルを自主回収すると発表した。カテーテルとは、医療用に血管などに挿入して体液を排出したり、薬液などの注入する際に使用される医療器具の一種。
回収の対象となっている商品は、2008年7月9日~2011年6月1日に出荷された分。健康被害などの報告は今のところないが、2011年5月には器具の先端部が外れる事例が確認されているという。