少子化の影響は病院にも顕著に。厚生労働省が調べた結果、産婦人科・産科病院の減少は22年連続と発表した。
(参照:千葉県産科婦人科医会が「八千代周産期カンファレンス」開催を発表)
昨年10月1日時点で産婦人科・産科を開設している病院は2014年より8施設少ない1387施設だったと発表した。産婦人科とのつながりが大きい小児科では43施設減の2702施設で19年連続の減少となった。産婦人科、小児科病院は、過去最少を更新した。
厚生労働省によると、「少子化による出生数減少をはじめ、医師不足、夜間・休日の患者集中や訴訟リスクの増大などが大きく影響している」と分析しているようだ。一方、人口10万人あたりの病院の医師数は全国平均で「159・1人」となり、前年より3人増加。都道府県別でみると、最も多いのは高知県(227・2人)、最少は埼玉県(109・9人)だった。