内閣府の調査によると、介護ロボットを「利用したい人は約6割」という結果が分かった。
(参照:2012 年7月3日に杉並区医師会が第3回 杉並区医療介護連携研究会を開催)
止まらない日本の高齢化。不足する介護職の人材。このような状況下において、企業は介護の現場でロボットを導入することに前向きだ。現在、各社こぞって開発を進めている。内閣府が9月12日に発表した「介護ロボットに関する特別世論調査」によると、在宅介護をする際、ロボットを利用することに前向き人が約6割に上ることが明らかとなった。
読売新聞によると、介護ロボットを「利用したい」と答えた人は24.7%で、「どちらかといえば利用したい」と合わせて59.8%になった。介護ロボットは、排せつ物を自動的に処理するトイレや、ベッドから車いすへの移動を補助する器具などの開発が進められている。「介護をする側の心身の負担が軽減される」「介護する人に気を使わなくてもよい」などの声が寄せられている。