埼玉県は21日、同県の新型インフルエンザ対策等行動計画案に対する県民の意見募集を開始した。
同案は新型インフルエンザ流行時には最大で全国約2,500万人・県内で140万人の入院患者が、全国約64万人・県内で3万6千人の死者が発生すると推計している。
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この行動計画案は、今年4月の新型インフルエンザ等対策特別措置法施行を受けて策定されたもの。感染拡大の抑制、県民の生命及び健康保護、県民生活・経済に及ぼす影響が最小となるようにすることを目的とし、基本的人権の尊重に留意しつつ、政府対策本部長による緊急事態宣言時には、特措法に基づく措置を実施するなどとしている。具体的には知事による県民への外出自粛要請や、医療機関や薬局などでの警察による警戒活動なども織り込んだ。意見募集期間は平成25年10月21日~11月20日。郵便、ファクシミリ、電子メールで受け付けている。