Googleが開発している眼鏡型の拡張現実ウェアラブルコンピュータ「Google Glass」が医療業界で世界で初めて使用され、その様子がインターネットで中継された。
(参照:平成25年度 健康食品に含まれる医薬品成分の発見について<千葉県>)
今年8月21日、オハイオ州立大学ウェクスナー医療センターで整形外科医のクリストファー・ケイディン氏が医療業界で初めてGoogle Glassを使用して、膝の手術の様子をインターネットで配信した。
手術は成功し、手術室から離れた場所で医師や医大生がその様子を見ることが出来た。手術後ケイディン氏はGoogle Glassへの大きな可能性を語るとともに、医学教育部分への可能性を見い出した。しかし、Google Glassの可能性は医学教育だけではなく、音声によって画像、報告書などをGoogle Glassのディスプレイに表示することができるので、遠く離れている他の医師へ患者へのケアや治療、手術中の協力をしてもらうこともできる。
今回の初の試みにより、Google Glassが医療現場での活用に大きな可能性があることを証明した。