冬場に流行する感染性胃腸炎、ノロウイルスなどが各地で発生しており集団感染へ拡大している。
(参照:北海道滝川市の小学校でノロウイルス)
10月22日、宮崎市内の保育園にて園児13人、職員計1人が下痢やおう吐の症状を訴えた。そのうち7名からノロウイルスが検出された。現在は回復に向かっている。
同月23日〜29日、北海道釧路市の医療機関にて職員48人が下痢やおう吐の症状を訴えた。そのうち9名からノロウイルスが検出され、症状は回復に向かっている。
28日、千葉県船橋市の保育園で園児43人、職員4人が下痢やおう吐の症状を訴えた。そのうち6人からノロウイルスが検出された。全員症状は軽症で、食中毒が原因ではないかと感染経路を調べている。
31日、東京都葛飾区の小学校にて、児童48人が欠席し下痢やおう吐などの感染性胃腸炎に似た症状を訴えた。教職員には症状が出ておらず、給食が感染経路とは考えにくいということから校舎内の消毒などの対応を進めつつ感染経路を調査している。
ノロウイルスの場合、集団の場では感染が拡大することもあり各自治体や学校などのでは予防や注意喚起が出されている。