富士フィルムは6月16日に、「iPhone」をはじめとする各種スマートフォンを使用して脳卒中の救急医療を支える新システム「i-Stroke(アイストローク)」の販売を開始した。同システムは、スマートフォンを通じて病院と院外の医師が脳卒中の患者のデータをやり取りし、医師が適切な処置を指導するためのもの。現在脳卒中の処置が可能な病院は3200ほど存在するが、今後五年以内におよそ20~30%の病院に同システムを導入したい考えだ。
当分は「iPhone」以外のスマートフォンは未対応となるが、段階を踏んでAndroid端末にも対応する予定だという。ダウンロードは「App Store」から無償で行える。